侍ジャパン、拙攻響きメキシコに黒星 小久保監督「紙一重のところ」
第2戦は「打順変えてやろうと思う」
野球日本代表「侍ジャパン」は10日、メキシコとの強化試合第1戦(東京ドーム)で3-7と敗れた。初回に1点を先制したもののその後、逆転負け。相手先発のオイエルビデが制球難で2回途中で降板するなど相手投手陣が8四球と乱れる中、好機を生かせずに5安打3得点にとどまった。
試合後、インタビューに答えた小久保監督は「紙一重のところでバットが出てきてない」と振り返り、シーズン終了後から時間が空いたことを理由に挙げた。
1点差に迫った直後の8回2死二塁の好機では、9番・大野に代わって大谷を代打に投入。ナショナルズの左腕オリバー・ペレスを投入されることも「分かっていて出した」が、結果、3球三振で追いつけなかった。
11日の第2戦に向けて「打線は打順は変えてやろうと思っている」と指揮官。来春のWBCに向けて少しでも収穫をつかみたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count