敵将が大谷絶賛「非常にエリート」 特大ソロもメジャーで「投手大谷見たい」

「6番・DH」で試合の流れ変える特大ソロ

 延長戦の末に侍ジャパンに敗れたオランダ代表のヘンスリー・ミューレン監督がこの日、「6番・DH」でスタメン出場した大谷翔平(日本ハム)に改めて賛辞を贈った。

 東京ドームで行われた12日の強化試合では逆転に次ぐ逆転でタイブレーク制の延長戦に突入。延長10回に大野(日本ハム)のサヨナラ打が飛び出し、日本が9-8で勝利を収めた。この日は5回表終了時点で日本が4点を追う展開となったが、5回裏に先頭の大谷が右翼席上段にソロ弾を突き刺し、流れが一変。この回一挙6得点で逆転に成功し、接戦に持ち込んでいた。

 8回にも二塁打を放った22歳について、試合後、敵将は「大きいだけじゃなくて速いと改めて印象を受けた。投げる姿はビデオでしか見てないが、100マイル(約160キロ)を投げると聞いている。彼を一言で表現するとエリート。今日も大きなホームランを打たれ、次の打席で二塁打も打たれた。最後の打席も打ち取ったが、あと少しで内野安打だった。若さを考えても、非常にエリートだと思う」と改めて絶賛した。

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