大谷翔平に特大ソロ浴びたメジャー53勝右腕 「彼はいい打者。驚かない」

特大の一発で一挙6得点の猛攻呼ぶ、感触は「打った瞬間。よかった」

 野球日本代表「侍ジャパン」は12日、オランダ代表との強化試合(東京ドーム)に臨み、延長タイブレークの末に9-8でサヨナラ勝ちした。最後は大野奨太捕手(日本ハム)のタイムリーで決着がついたが、この日もインパクトを残したのは「6番・DH」でスタメン出場した大谷翔平(日本ハム)。4点を追う5回に先頭で特大ソロ弾。右中間最深部へ運ぶ衝撃の一発を皮切りに、日本はこの回一挙6得点で逆転した。

「打った瞬間(入ったと思った)。良かったです。(第1打席で)やられた投手とやりたかった。四球が取れればと思っていた。当てに行くわけではないが、よく球が動いていた。いい角度で入ってくれた。逆転のきっかけの一本になればいいと思っていた」

 試合後、大谷は2回の第1打席で空振り三振に打ち取られていた右腕からのホームランを淡々と振り返った。“リベンジ”を果たした相手は、メジャー通算53勝(38敗)を誇るジャージェンス。ブレーブスで2008年に13勝10敗、09年には14勝10敗、そして11年にも13勝6敗と、先発投手として確かな実績を誇る右腕だ。

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