「品位を保つために必要」 米メディアがヤンキースに大谷翔平の獲得を“進言”

「ヤンキースは彼を得るためにあらゆる手段を用いる必要がある」

 大谷のメジャー挑戦は来オフ以降になると見られているが、米国内では今オフにも海を渡る可能性があるとする報道も出ている。記事では、「ヤンキースの品位を保つためには、日本のショウヘイ・オオタニが必要となるだろう。この22歳右腕は、タナカ、ユウ・ダルビッシュ以来最高の日本人投手だ」と指摘。大谷が今オフに市場に出れば、獲得に動くべきだという。

 ただ、大谷がメジャー挑戦に踏み切るためには当然、日本ハムがポスティングシステム(入札制度)の利用を容認する必要がある。これが来オフ以降になると見られているわけだが、特集でも「問題点」であると指摘し、「しかし、もし大谷が獲得可能になれば、ヤンキースは彼を得るためにあらゆる手段を用いる必要があるだろう」と“進言”している。

 さらに、大谷が今季、投打で好成績を残したことも紹介。その上で「彼の打撃能力はナ・リーグに適しているだろう。しかし、MLBでは投手に専念するために打者を諦めるよう要求される可能性がある」と、メジャーで二刀流を続けることは現実的ではないとの見方も示した。

 将来、大谷のメジャー挑戦が決まれば、当然、獲得に乗り出すのはヤンキースだけではない。MLB全30球団が動向を注視しているとの報道もある。ただ、資金力のあるメジャー随一の名門が獲得へ向けて本気を出せば、移籍先の有力候補となることは確かだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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