侍J小久保監督、大谷の衝撃二塁打に驚嘆「あんな打球を見たのは生まれて初めて」

メキシコ&オランダに3勝1敗、「いい強化試合だった」

 野球日本代表「侍ジャパン」は13日、東京ドームでオランダと強化試合を行い、2夜連続でタイブレーク方式の延長戦を制して3連勝を飾った。延長10回に鈴木(広島)が決勝の満塁弾を放ち、12-10で逆転勝ち。日本はメキシコ、オランダと2試合ずつを行った強化試合を3勝1敗で終えた。

 6回を終えた時点で2-8と6点リードを許す苦しい展開だったが、7回に先頭で代打・大谷(日本ハム)が登場し、流れを変えた。

 3球目の高めボール球を強振すると、右翼へ上がった大飛球はドーム天井の隙間へ入る衝撃の一打に。大谷はダイヤモンドを一周してホームインしたが、審判団の協議の結果、二塁打となった。1死後に秋山(西武)が四球で一、二塁とすると、続く菊池(広島)から始まる5連打で一気に6得点。試合を振り出しに戻した。

 そして8-8で突入した延長戦では10回表に1死満塁とチャンスを作ると鈴木が勝ち越しの満塁弾。その裏は千賀が2点を失ったものの、競り勝った。

 試合後、取材に答えた小久保監督は「この4日間、点はけっこう取られましたけど、いい強化試合だった」と振り返り、大谷が放った衝撃の二塁打に「あんな打球を見たのは生まれて初めて」と驚嘆の声を漏らしていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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