DeNA、元ヤクルト田中との契約合意を発表 12年GG賞&2度のベストナイン

今季は31試合出場、ヤクルトから指導者転向打診も現役続行を希望

 DeNAは14日、ヤクルトを戦力外となった田中浩康内野手と2017年シーズンの選手契約を結ぶことで合意したと発表した。背番号は決まり次第、発表となる。

 34歳の田中は2004年のドラフト自由枠で早大からヤクルトに入団。11年には2番打者としてプロ野球歴代3位のシーズン62犠打に成功するなど、活躍した。守備でも12年にセ・リーグ二塁手部門でゴールデングラブ賞を受賞し、07、12年と2度のベストナインに。しかし、山田哲人の台頭もあり、13年から出場機会が減少し、FA宣言をした上で残留を決めた今季は31試合出場で打率.188、1打点だった。

 田中はヤクルトから指導者転向の打診を受けたが、現役続行を強く希望していた。プロ通算では1195試合出場、打率.270、30本塁打、328打点の成績を残している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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