同僚シーガーが受賞確実も…前田健太に高評価「例年であれば新人王」

MVP候補にも名を連ねるシーガー、「明らかに彼が新人王を獲得する」

 それでも、シーガーの圧倒的優位は揺らがないというのが大方の見方だ。同紙は、22歳の遊撃手を「堅実性の見本」と表現。「最終的に、打率.308、出塁率.365、長打率.512、本塁打26本、72打点を記録した。また、彼はリーグ2位となる193本の安打を放った。競争力のあるチームで、22歳であるシーガーは内野で最も重要なポジションについた。ベテラン選手並みの落ち着きを見せ、見事にこなしていた」。称賛の言葉が並ぶ。

 ターナーも73試合で打率.342、13本塁打、40打点、33盗塁と好成績を残しており、記事では「ターナーやマエダの安定した働きは、例年であれば新人王を獲得してもおかしくない」と分析。しかし、最終的には「今回は、シーガーがずば抜けている。攻守を兼ね備えた遊撃手は珍しい。そして、長打力もある。明らかに、彼が新人王を獲得するだろう」と“当確ランプ”を灯している。

 一方で、ア・リーグの新人王争いについては、接戦を予想。米国内では、シーズン後半の53試合で20本塁打と衝撃的なデビューを飾ったヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手が受賞するか注目が集まっている。ただ、26試合登板で11勝7敗、防御率3.06の好成績を残したマイケル・フルマー投手(タイガース)が本命だという。ワールドシリーズ進出を果たしたインディアンスで打率.296と活躍したテイラー・ネイキン外野手、そしてサンチェスの受賞は難しそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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