野手総入れ替え、力見せた救援も退団…阪神助っ人、来季補強ポイントは?
十分な戦力となったのはメッセンジャーのみ、来季の補強ポイントは…
野手では来日3年目のマウロ・ゴメスが打率.255、22本塁打、79打点の成績を残したが、6月18日のソフトバンク戦(甲子園)では来日初の代打を送られるなど好不調の波が激しく勝負弱さも露呈。オフに退団が発表された。強打の三塁手と期待し獲得したマット・ヘイグはわずか31試合の出場に終わり打率.231、2本塁打、11打点。右肩の治療のため9月に帰国し、オフに退団となった。昨年6月に加入したネルソン・ペレスは今季1軍出場なしに終わり、こちらも退団が発表された。
十分な戦力として力を発揮したのは先発のメッセンジャーのみ。補強ポイントは中継ぎ、抑え、クリーンアップを任せられる三塁手。昨年オフと同じような状況となっている。
以下は阪神の助っ人選手の今季の成績。
〇ランディー・メッセンジャー
2年連続3度目の開幕投手を務める。3、4月は4勝1敗と好スタートを切ったものの5月は1勝3敗に。それでもその後は順調に勝ち星を積み重ね12勝をマーク。通算7シーズンで199試合登板、73勝65敗、防御率3.05。
〇マルコス・マテオ
開幕から守護神を務めたが右肩痛、不振などもあり終盤はセットアッパーに配置転換。52試合に登板し1勝3敗、20セーブ、防御率1.80。