大谷翔平は「ダルビッシュ＋松井秀喜」級!?　米記者もMLBで二刀流実現待望

米記者がファンに回答、メジャーでの二刀流実現は「素晴らしい」

　日本ハムの大谷翔平投手について投手としてダルビッシュ有（レンジャーズ）、打者として松井秀喜氏と比較される存在との見方が米国内で示されている。MLB公式サイトのヤンキース番記者、ブライアン・ホック氏がファンの質問に回答する形でレポートしている。

　ヤンキースの球団公式サイトではファンの疑問に回答する特集記事を掲載。ここでメジャー球団が熱視線を送っている二刀流右腕への質問も飛んだ。

「ヤンキースは日本の天才投手で野手のショウヘイ・オオタニを追い求めるか」

　その質問に対して、ホック記者は「そうしない理由はないだろう」とし、大谷がメジャー移籍に踏み切った場合にヤンキースが獲得に動くことを明言。右投げ左打ちの22歳について「最近、ある関係者はマウンドでのオオタニをダルビッシュ・ユウと、打席でのオオタニをヒデキ・マツイと比較していた。ヤンキースはオオタニのためにロースターの枠を確保できるだろう」と、投手としてはダルビッシュ、打者としてはヤンキースなどで活躍した松井氏と比べられる存在であると説明した。

　一方で同記者は「MLBの30球団は右投手兼指名打者をいつ日本ハムファイターズがポスティングするか注視している。しかしながら、どうやら2018年までは実現しないかもしれない」と言及。「実現する際は、オオタニがア・リーグにやってくることを期待しよう。先発登板の間にDHを務める真の二刀流選手を目撃することは素晴らしいはずだ」とメジャーでも二刀流が実現することに期待を寄せている。

　今季投手として10勝4敗、防御率1.86、打者として打率.322、22本塁打、67打点をマークし、二刀流としての活躍が米国でも大きな話題となっている22歳。メジャー球団が熱視線を送り続ける中で、現地ファンからの注目も高まり続けているようだ。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count