投打の若虎3人が増額で一発サイン 青柳は480万円アップ、2桁勝利に意欲
金本監督から来季ローテ入りに名前挙げられている青柳
今季、ルーキーながら1軍を経験した投打の若虎がプロ入り初の契約更改に挑んだ。阪神・青柳晃洋投手が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、480万円アップの1200万円でサイン。また、板山祐太郎外野手は180万増の900万円で、坂本誠志郎捕手は100万増の1300万円で一発サインした。
青柳はシーズン途中から先発ローテ入りを果たすと、13試合に登板し、4勝5敗、防御率3.29の成績を残した。金本監督からは早くも来季のローテ入りに名前を挙げられている右腕は「1年目で4勝を挙げたことを評価してもらった。(アップ額は)ガッツポーズが出るぐらいですね」と満面の笑みを見せた。
高知安芸・秋季キャンプでは課題だったクイックをマスターするため、連日ブルペン入りし、実戦で使用できるまで磨き上げた。今シーズンは足で揺さぶられることが多く、走者を意識し過ぎるあまり制球が不安定になり痛打を浴びる場面が目立った。
11月25日から台湾で始まる台湾ウインター・リーグの参加も決まっている右腕は「期待に応えられるように。2桁という具体的な目標を持って頑張りたい。まだ実戦は続く。結果を出せるように頑張ります」と意気込みを口にした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count