WBC世界一奪還のキーマン“二刀流”大谷 正しい操縦術を知る人物は?
侍J小久保監督「球界の宝。僕の一存では決められない…」
来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパン。その中心選手と期待されるのが、日本ハムの大谷翔平投手だ。
WBCでは所属球団の日本ハムと同じように「投手メイン」で起用される見込みだ。“二刀流”の世界デビューに伴い、ファンの間では栗山英樹監督の入閣を望む声も出ているが、現時点では夢物語となりそう。小久保裕紀監督は「球界の宝。僕の一存では決められないので、体の負担のないように考えていきたい」と話している。それでは、晴れて世界デビューを果たす二刀流・大谷のカギを握るのは誰か?。
稲葉篤紀打撃コーチだ。
大谷が日本ハム入りした13年から二刀流起用に精通している栗山監督の下で2年間プレー。14年の現役引退後は日本ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)として球団に籍を置く傍ら、野球評論家として日本ハム戦が行われる札幌ドームへ度々訪れている。