2017年は記録ラッシュ!? 大台2000本安打達成を射程内に置く5選手
中日・荒木、ロッテ・福浦の達成のカギは正位置争いか?
今季終了時点で2000本安打に最も近いのが、中日・荒木雅博内野手だ。ここまで通算1961安打で、あと39本。来季2000本安打は間違いなさそうだが、15年は97試合出場で53安打、16年は93試合出場で71安打と、全盛期のように安打数を伸ばせていない。ロッテの福浦和也内野手は通算1932安打で、あと68本。15年は73試合出場で47安打、16年は36試合出場で20安打と伸び悩んでいる。
荒木は来年9月13日で40歳、福浦は今年12月14日で41歳となる。両ベテランともレギュラー争いを制すれば、大記録達成は一気に近づいてくる。
今季全143試合に出場したものの、打率.236と極度の打撃不振に苦しんだ阪神・鳥谷敬内野手は通算1872安打。大記録まで128安打と迫っている。3年ぶりの打率3割復帰となれば、2000本安打への道は視界良好だ。
日本球界では、来季この5選手の2000本安打達成に期待が掛かる。あっさりと記録達成するのか、それとも産みの苦しみを味わうのか。どのようなドラマが待っているのか注目だ。
【現役選手の通算安打数】※NPB通算
29位 新井貴浩 2107安打(1999-2016)
34位 松井稼頭央 2068安打(1995-2016)
51位 荒木雅博 1961安打(1997-2016)
52位 福浦和也 1932安打(1997-2016)
54位 阿部慎之助 1917安打(2001-2016)
57位 内川聖一 1896安打(2001-2016)
60位 鳥谷敬 1872安打(2004-2016)
73位 村田修一 1765安打(2003-2016)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count