日ハム日本一の立役者バースにMLB12球団が興味!?「複数球団が強い関心」
今季PO進出のオリオーズも調査開始、米メディアが報じる
日本ハムの日本一達成に貢献し、先日、退団が発表されていたアンソニー・バース投手にメジャーで約12球団が興味を示していると米記者が伝えている。米スポーツメディア「SBネーション」のクリス・コティーリョ記者が自身のツイッターで報告している。
今季加入したバースは開幕から先発、中継ぎとフル回転。37試合登板(先発14試合)で8勝8敗6ホールド、防御率3.65をマークすると、日本シリーズでは5試合に登板。6試合シリーズで最多タイの3勝をマークし、10年ぶり日本一に大きく貢献した。シーズン終了後からメジャー復帰の希望があることを明かしていた右腕は退団発表後、自身のツイッターに「2017年シーズンはアメリカに戻ることを決めました。新しいチームで優勝の力になれることを願っています」と綴っていた。
バースはレンジャーズ時代の2015年にダルビッシュ有ともチームメイトで、メジャー通算129試合に登板し、5勝9敗9ホールド、3セーブ、防御率4.40。米球界復帰を決めた29歳には早くもメジャー球団が獲得の動きを見せており、米地元紙「ボルチモア・サン」電子版は今季プレーオフ進出を果たしたオリオールズが調査を進めている様子をレポート。「ある関係者によると、オリオールズはベテラン右腕であるケビン・ジェプセンとアンソニー・バースの調査を行ったという」と報じ、複数の球団が両投手に興味を示していると伝えた。
さらに「SBネーション」のコティーリョ記者は自身のツイッターで「情報筋によると、およそ12球団が彼に興味を示している。先発投手として契約されるだろう」とレポート。さらに「バースはMLBで2012年を最後に先発登板していない。昨年、日本では103.2イニングを投げており、複数球団が強い関心を寄せている」と続けている。
日本ハムの日本一の立役者となった一人の右腕は果たしてどの球団と契約するのか。今後の動向が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count