米紙選出、レンジャーズ史上ワーストFA選手に韓国の名投手「大惨事の結果」
レンジャーズ在籍時の成績は「大惨事と言える結果」
一方、今回不名誉な評価を受けたのは韓国人初のメジャーリーガーである朴だった。1994年にドジャースでメジャーデビューした右腕は2000年に18勝を挙げるなど8シーズン中5シーズンで2桁勝利をマーク。02年にレンジャーズへと移籍した。しかし故障なども影響してドジャース時代に見せた輝きを放てず、05年途中にパドレスにトレードとなっていた。
記事では「朴はそれまでナ・リーグの投手有利な広い球場で活躍してきたフライボールピッチャーであった。アーリントン(レンジャーズの本拠地)はまさにその真逆の環境だった」と不調に終わった要因を分析し、「結果は63先発で22勝23敗、防御率5.79、380回で55本塁打を許している」、「5.79という防御率は、50イニング以上登板したレンジャーズの先発投手としては、2番目に悪い成績。大惨事と言える結果だった」と手厳しく報じている。
朴はその後、2011年にオリックスでもプレー。2012年のシーズンを最後に現役を退いた。メジャー通算476試合に登板し、124勝98敗、防御率4.36と輝かしい成績を残した裏で、レンジャーズで残した足跡は地元メディアの評価を下げる結果となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count