西武・中村が現状維持でサイン 「ここ数年、悔しい思いしかしていない」
自身もチームも不振で「最低最悪のシーズン」、すでに打撃フォーム改善に着手
西武の中村剛也が21日、西武プリンスドームで契約更改に臨み、現状維持の4億1000万円でサインした。
今季は序盤から右膝の具合が芳しくなく、例年状態の上がる交流戦の時期を過ぎても、一向に調子が上がらなかった。球団から「僕の成績がチームの成績につながる、と言われました」との言葉通り、自身が出場108試合、打率.238、本塁打21本に終わり、チームも3年連続Bクラスという結果に終わった。「最低最悪のシーズンでした。なかったことにしたい」と、不完全燃焼の一年を振り返った。
「ここ数年、悔しい思いしかしていない」と、ライオンズの主砲。複数年契約最終年となる来季へ向け、「いろいろ、早め早めにやっていきたいと思っています」。早くも右膝への負担を軽減するための打撃フォーム改善などに着手していることも明かした。
来年の目標を書くために用意された色紙に『がんばる。』と書き、シンプルな言葉の中に、個人の、そしてチームの来季リベンジを込めた。(金額は推定)
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count