オリックスは近年稀に見る“助っ人外れ年” 自称166キロも「糸井2世」も不発
モレルは減俸提示も再契約の予定、5選手は退団へ
2年契約最終年のトニ・ブランコは体重増加と度重なるケガもあり27試合出場、打率.218、3本塁打、13打点と来日8年目で全ての項目で自己ワースト。開幕戦で4番を務めたブレント・モレルは減俸提示で再契約する予定だが、外国人5選手がチームを去ることになった。
今オフの補強ポイントは、阪神入りが決まった糸井の穴を埋める左翼、そして投手では先発、中継ぎとなる。すでにステファン・ロメロ外野手(マリナーズ)、中継ぎ右腕のマット・ウェスト投手(ドジャース)、先発左腕のフィル・コーク投手(パイレーツ)の新助っ人3選手と大筋合意している。
以下は今季まで在籍した外国人の通算成績。
◯ブランドン・ディクソン
米国出身。来日4年目の今季は自己最多の27試合に先発登板。9勝11敗、防御率4.36。2桁勝利は一度もないが、先発として安定した投球を続ける優良助っ人。通算成績は96試合に登板、35勝38敗、防御率3.32。
◯エリック・コーディエ
米国出身。自称166キロ右腕として新加入。オープン戦では5回無失点と好投を続けていたが、3月25日・西武との開幕戦(西武ドーム)で1点リードの9回に登板もサヨナラ負け。通算13試合に登板、0勝2敗2セーブ、防御率7.30。