MLBで変わりつつある二刀流・大谷への見方 「野球界は多才さに恋してる」

メジャーでの二刀流には懸念も…「MLBでものにするかどうか、とても魅力的」

 来オフ以降のメジャー挑戦を米球界はすでに待ち構えている。当初、米国の球団、メディア、そしてファンもMLBで二刀流を続けることに懐疑的だったが、確実に風向きは変わりつつある。

「いつの日か彼がMLBで二刀流をものにするかどうか、という点はとても魅力的だ。5日おきに登板し、それ以外の日には野手/DHとして出場するだろうか?今、野球界はその多才さに恋をしている。

 しかし、球団は先発投手として最上と言える存在に、打席や塁上での仕事も行わせるだろうか?そして巨額の契約を結んだエースがもし野手としての出場時に故障した際、オーナーにどのように説明するだろうか?」

 この記事でも、二刀流の懸念材料を示しつつ、大谷の挑戦に大きな期待を寄せている様子が伺える。そして、最後は「大谷という存在には、興味と思惑が交錯していくことであろう。何が起ころうとも、それだけは確かだ」と締めくくっている。ただ、大谷はこれでもまだ“発展途上“と思わせる無限大の能力の持ち主。「世界で最も関心を集める野球選手」がどこまで成長するのか、米球界からも大きな関心が寄せられている。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY