SB五十嵐がWL3度目先発で105球力投! 勝敗付かずも6回5安打8K2失点
メキシコリーグで大奮闘! 5試合登板で負け知らず
メキシコのウィンターリーグに参加中のソフトバンク五十嵐亮太投手が22日(日本時間23日)、ナランヘロス戦に先発し、6回を投げて105球、5安打1四球8奪三振2失点(自責1)の力投を見せた。五十嵐に勝敗は付かず、チームは延長14回の熱闘の末、5-6で敗れた。
所属するトマテロスでは先発に挑戦する五十嵐。3試合目の先発となったこの日は、上々の立ち上がりを見せたが、1点リードで迎えた3回にオベソにソロ弾を浴びると、自らの失策も絡んで1点を失い、逆転を許した。だが、直後に味方が同点に追いつくと、4回以降は走者を背負いながら無失点とし、6回は3者凡退で締めた。
先日の侍ジャパン強化試合でメキシコ代表として来日したナバロとも対戦。中飛、左前、二ゴロだった。
五十嵐は、中継ぎとして登板した5日(同6日)ジャキス戦で3回無失点で初勝利を飾ると、10日(同11日)ナランヘロス戦で先発デビュー&2勝目をマークした。2度目の先発となった前回16日(同17日)アギラス戦では8回を投げて1安打12奪三振無失点の快投を披露。自身3連勝と好調が続いていた。
日本では、プロ入り後は先発経験のなかった五十嵐だが、37歳を迎えた今でも着実に進化し続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count