MLB1年目で圧巻の活躍、元阪神・呉昇桓はチャップマン&ジャンセン以上!?
元ロイヤルズ守護神獲得でもクローザーは呉昇桓に
また、各球団の補強ポイントについて特集したMLB公式サイトの記事では、カージナルスの欄で補強候補としてグレッグ・ホランドの名前が挙げられている。ホランドは元ロイヤルズの守護神で、2014年はワールドシリーズ進出に大きく貢献。シーズン46セーブを挙げ、リーグ最高のクローザーに贈られるマリアノ・リベラ賞の初代受賞者となった。しかし、世界一に輝いた15年はシーズン途中にトミー・ジョン手術を受けて戦線離脱。その後、ノンテンダーFAとなり、今季は無所属となっていた。
負傷明けとはいえクローザーとしての実績は十分だが、カージナルスは獲得したばかりの左腕セシルとともにセットアッパーの役割を任せるため、ホランドを獲得すべきだと記事では指摘。「彼(ホランド)は、先発ローテーションの負担を軽減するために、セシルとともに呉昇桓の前を任せられる強力な投手だ」。このように、呉昇桓が当然、クローザーを務めるべきだとしている。
来春は第4回WBCが控えるが、呉昇桓は現時点で招集されないことが決定的となっている。準備万端で臨む来季も、衝撃的な活躍を続けそうな気配だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count