来季最高年俸は誰に? 今季の各球団日本人最高年俸を振り返る
広島黒田は今季球界最高の6億円
〇巨人 内海哲也投手(4億円)
昨季、捕手と一塁をこなした阿部慎之助が打率.242、15本塁打、47打点に終わり、オフに球界最高の5億1000万円から1億8400万円減となる3億2600万円でサイン。さらに負傷に苦しんだ杉内俊哉投手も6勝にとどまり、4億5000万円減の5000万円で更改した。代わりに最高年俸となったのが内海。複数年契約の最終年で4億円でサインした。
〇阪神 鳥谷敬内野手(4億円)
2014年オフに海外FA権を行使して残留した鳥谷が4億円でトップ。複数年契約1年目の昨季は打率.281、6本塁打、42打点だった。
〇広島 黒田博樹(6億円)
昨季メジャーから日本球界に8年ぶりに復帰した黒田は11勝8敗、防御率2.55と先発陣を支え、オフに2億円増の6億円でサイン。オリックスの金子千尋投手の5億円を抜き、球界最高年俸となった。
〇中日 森野将彦内野手(1億4000万円)
昨季、負傷の影響で登板がなかった岩瀬仁紀投手がオフに2億5000万円ダウンの5000万円でサイン。森野も82試合の出場にとどまり、打率.262、0本塁打、10打点と不本意な成績で3500万円のダウンとなったが、年俸1億4000万円はチーム日本人トップだった。
〇DeNA 三浦大輔投手(1億2500万円)
昨オフ、1000万円減の1億2500万円でサインした三浦大輔がトップ。また、筒香が昨季打率.317、24本塁打、93打点といずれもキャリア最高をマークし、5400万円増の1億円に到達した。