来季最高年俸は誰に? 今季の各球団日本人最高年俸を振り返る

ソフトバンクは年俸4億円が4選手、西武・中村は野手最高額

【パ・リーグ】

〇ソフトバンク 松田宣浩内野手、攝津正投手、和田毅投手、松坂大輔投手(4億円)

 昨季まで2年連続日本一を達成した球団は今季日本人最高年俸に4選手が並んでいた。海外FA権を行使して残留した松田が1億8000万円増で4億円に到達。また、メジャーから復帰した和田も4億円で契約。摂津、松坂と並んで日本人最高となった。ちなみに球団最高はサファテの5億円だった。

〇日本ハム 中田翔内野手(2億4500万円)

 昨季、キャリア最高の30本塁打、102打点をマークした中田が4500万円増の2億4500万円でサイン。チームトップとなった。また、昨オフは39セーブを挙げた増井浩俊投手が1億円増の2億2000万円、投手3冠(15勝、防御率2.24、勝率.750)に輝いた大谷も1億円増の2億円でサインした。

〇ロッテ 涌井秀章投手(2億2000万円)

 移籍2年目の昨季に15勝で最多勝のタイトルを獲得した涌井が現状維持の2億2000万円でサイン。最多勝利は西武時代の2009年以来、自身3度目だった。

〇西武 中村剛也内野手(4億1000万円)

 昨季、37本塁打、124打点で打撃2冠に輝いた中村がオフに3000万円増となり、12球団野手最高の4億1000万円でサイン。その中村は今季打率.238、21本塁打、61打点と昨季の成績を下回ったが、オフに現状維持でサインしている。

〇オリックス 金子千尋投手(5億円)

 2014年オフに国内FA権を行使して残留していた金子は昨季、右肘手術の影響などで出遅れ、7勝(6敗)にとどまったが、昨オフに現状維持の5億円でサインした。

〇楽天 今江敏晃(2億円)

 ロッテからFA宣言して入団した今江が年俸2億円で契約合意。チームトップとなった。続いて松井稼頭央外野手が1億6000万円の現状維持でサイン。また昨季2年連続の最多奪三振をマークした則本昂大投手がオフに3000万円アップの1億5000万円でサインしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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