日ハム大谷、二刀流“満喫”でMVP 「『休みたい』というのは全くなかった」
世界一の選手へ――「目指して頑張りたい」
――二刀流としてシーズンを戦う厳しさ、つらさは感じるか。それを上回る喜びはあるか。
「しんどいな、と思ったことはないですね。体力面に関しては、何日間は体が重いなという日はあったが、体が動かない日はなかった。気持ち的に『嫌だ』『休みたいな』というのは全くなかった。まだまだ体力的にももっと伸びると思いますし、1つ1つのプレーも、もっと良くなるはず、と思っている。そういう自分には期待しています」
――世界一の選手になると話している。どれだけ近づいているか。
「一番てっぺんが分からないし、見ていない。どれだけ近づけたのは分かりませんが、確実に1年目からやってきたことは間違ってないと思っている。取り組んできた練習は良かったんじゃないかと思います。(世界一を)目指して頑張りたいなと思います」
――今季のベストな投球、ベストな打撃は。
「ゲーム単位でいうと、リーグ優勝を決めた試合(9月28日の西武戦、9回15K1安打無失点)が一番思い出に残っている。いい投球が出来たと思っている。打撃はいっぱいありますが、思い出に残るのは1番で出た試合(先発投手で先頭打者弾を放った7月3日ソフトバンク戦)かなと思います」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count