MVPの日ハム大谷、来季は“総なめ”が目標「取れるタイトルは全部取りたい」

打撃は「DHは僕だ」、投手としての来季課題は「イニング数」

 二刀流起用は先発投手としての調整が優先。そのため、打撃タイトルについては「まだレギュラーとして100パーセントDHを任されている状況ではない。DHを打てる選手が何人かいて、たまたま僕が調子が良くて、多く使ってもらったという印象。『DHは僕だ』という絶対的なものに出来れば」と話すにとどめた。

 投手で過去に最多勝、最優秀防御率、最高勝率、奪三振王、最多完封の投手タイトル5冠を達成したのは1937年春の沢村栄治、38年秋のヴィクトル・スタルヒン、43年の藤本英雄、54年の杉下茂、59年の杉浦忠、81年の江川卓、06年の斉藤和巳の7人がいる。

「(来季課題は)イニング数。そこを伸ばせば、他の数字が伸びてくる。200イニングかは分からないけど、当然、高い数字を求めてやっていきたい」

 意気込む日本最速165キロ右腕は、プロ5年目の来季、自身の目標にどこまで近づくことが出来るだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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