日ハム大谷、初MVPも「納得した成績を残してない」 来季の2つの課題とは?

「たくさん迷惑をかけましたし、期待していただいたものは返せなかった」

「イニング数が足りないかなと思います。そこを伸ばせば、他の数字が伸びてくると思っているので。200イニングかは分からないですけど、当然、高い数字を求めてやっていきたいです」

 今季は開幕から5試合連続勝ちなしに加え、7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手マメをつぶした影響で約2か月近く先発登板する機会がない時期もあった。

「自分へ言葉をかけるなら? 『前半戦から頑張れ』と言いたいです。序盤からたくさん迷惑をかけましたし、期待していただいたものは返せなかった。来年はもっともっと頑張らないといけない」

 体力的にハードな二刀流をこなしたが、「『しんどい』と思ったことはない。体力もプレーも、もっと良くなるはず。そういう自分には期待しています」と期待感を口にした。今オフも昨オフに続いてレンジャーズ・ダルビッシュと体力強化に励む。日本球界の宝となりつつある22歳が、2017年にどんな成長曲線を描くのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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