新ルールが大谷翔平の早期MLB移籍阻む? 米記者「2019年まで来ないだろう」
米メディア「私たちにとっては最低のルールだ」
米ヤフースポーツでコラムニストを務めるジェフ・パッサン氏は自身のツイッターで「オオタニがもし2019年より前にメジャーに来るなら、最大で600万ドル(約6億8000万円)しか得られない。本来のFAなら2億5000万ドル以上(約285億円)になるのに」とレポート。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者も「今、ある代理人がこの労使協定によって“日本のベーブ・ルース”オオタニは2019年までMLBに来ないだろうと指摘した」とツイッターで速報した。
CBSスポーツはニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者のツイートを引用し、「現行の労使協定では、選手が一定の基準に達した場合、球団はボーナス・プールの金額を超えることが許されている。新労使協定では厳しい制限が設けられるという」とレポート。「新ルールは海外の優秀な選手に対し高額を払いたくなオーナーや球団にとっては良いものとなったが、オオタニを含む世界の素晴らしい選手を待ち望む私たちにとっては最低のルールだ」と締めくくっている。
新たなルールの誕生がすぐに大谷のメジャー移籍に照らし合わせて報じられていることからも、二刀流右腕への注目度の高さがわかる。今季投打で活躍したことでさらに株を上げた22歳。その動向に世界から熱視線が送られている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count