ソフトバンク牧原は現状維持でサイン「セカンドのレギュラー狙いたい」

成績アップも体調管理できず「下がらなかっただけでも感謝」

 ソフトバンク牧原大成内野手が2日、契約更改を行い、現状維持の推定年俸1300万円でサインした。

 牧原は、1軍で41試合に出場し、打率.244、22安打、6打点、4盗塁を記録。成績はいずれも昨季の記録を上回った。

「成績だけを見ると去年より上がっているので、そこはプラスですが、野球以外で体調を崩したりした面はマイナスだ、と。24時間、どこでも野球選手であるように、私生活でも体調管理を含めてしっかりやるようにと(球団から)言われました」

「下がらなかっただけでも感謝です」という牧原は、「1試合、1試合、どうやったらチームに貢献できるのかを考えてやるだけ。自分がレギュラーを取ってやるぞという覚悟で、気持ちを前面に出してヤフオクドームでプレーしたい。まずはセカンドのレギュラーを狙っていきたい」と意気込みを見せた。

 12月は筑後のファーム施設で痛めている肩の回復に努め、来春からは本多雄一、明石健志らが控えるセカンドのポジション獲りに挑む。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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