昨年は入札ゼロも…”2度目の正直”目指す韓国人内野手、最適のMLB球団は?

今年もメジャー挑戦目指す黄載鈞、米メディアが最適の球団を予想

 韓国ロッテの黄載鈞(ファン・ジェギュン)内野手は今オフ、“2度目の正直”でのメジャー挑戦を目指している。昨オフは世界野球プレミア12でベストナインに輝き、ポスティングシステム(入札制度)でのMLB球団移籍を狙うも、入札がなく失敗。無念の結果に終わった29歳については、来季のブルワーズにフィットする戦力だと米メディアが分析している。

 米スポーツサイト「SBネーション」は、今オフのブルワーズのフリーエージェントターゲットとして、黄載鈞の名前を挙げた。記事の中で、アラミス・ラミレスが2015年にパイレーツに移籍してから、ブルワーズが三塁手を固定できていないと指摘。今オフのFA市場で注目を浴びているジャスティン・ターナー(ドジャースからFA)はブルワーズにとって高い買い物で、ルイス・バルブエナ(アストロズからFA)は補強候補になるとしながらも、「多くの人が見過ごしている良質な選手がいるのではないだろうか」と言及し、黄の獲得を勧めている。

 記事では、127試合出場し、打率.335、出塁率.394、長打率.570、27本塁打、113打点、25盗塁という今季の黄の韓国リーグでの成績を紹介。すでに米国で20球団のスカウトを集めて公開練習を行ったことや、ドジャースが興味を示していることも伝えている。一方で、最終的にメジャー移籍を決断するかは、まだ韓国メディアも報じていないと指摘。本人は12月上旬まで米国に残る予定で、契約を勝ち取れるのか判断しているのではないかと推測している。

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