絶対的「左キラー」移籍、ソフトバンク「ポスト森福」は誰に?
島袋も左の中継ぎを狙う1人
まず、名前が挙がるのは、今季30試合に中継ぎで登板した飯田優也。140キロ台中盤のストレートと鋭いスライダーが武器のパワーピッチャータイプで、今季の左打者との対戦成績も73打数16安打、被打率2割1分9厘と悪くない。一方で制球にやや難があり、投球内容の安定感に欠ける点が課題となる。
次に候補となるのは、嘉弥真新也。今季は1軍ではわずか5試合の登板に終わり、防御率8.59と結果を残せなかった。飛躍を目指し、宮崎で行われた秋季キャンプから、腕の位置を下げてサイドスローに挑戦。フォームの安定を図り「左キラー」の地位を狙う。
14年のドラフト5位の島袋洋奨も、左の中継ぎを狙う1人だ。今季は1軍登板はなく、ウエスタン・リーグで31試合に登板。2勝7敗1セーブ、防御率5.51と結果は奮わなかったが、その投げっぷりは良い。まずは開幕1軍に食い込むことが、目標となる。