挽回を目指す西武の選手たち 松坂世代の捕手は「『クビになる』を念頭に…」

熊代は「『粉骨砕身』の気持ちで」、佐藤勇は「雄星さんを超える」

◯熊代聖人 1300万円
「今年は『分岐点』の年だと位置付けてスタートしたのですが、いざ終わってみると、成績的に入団してから一番ワーストでした。『これだ』というのもが見つかりかけたり、またわからなくなったりの1年だったので非常に悔しいシーズンでした。来年は、『チーム打撃といえば熊代』だと思ってもらえるぐらい、小技を磨きたい。『粉骨砕身』の気持ちで頑張ります」

◯大崎雄太朗 1850万円
「1軍に入られたのが1週間だったのですが、その少ないチャンスの中で、結果が出なかった。その一言に尽きると思います。ここ数年、大きな怪我もしてないですし、やれる自信もあります。あとは仕留められるかどうか。来季もベストを尽くします」

◯岩尾利弘 850万円
「少ないチャンスを生かしきれませんでした。もっと2軍でバッチリと抑えていたら、結果も違っていたと思いますが、それもできませんでした。来年も、まずは少ないチャンスからのスタートだと思うので、その中で力を出せるように頑張ります」

◯藤澤亨明 500万円
「今季は、外国人と組むことが多かったり、(菊池)雄星の球を受けたりしたので、1軍のピッチャーと2軍のピッチャーの球がどう違うのかを、実際に受けて感じることができたことが非常に大きな収穫です。来季は、まず1軍に登録してもらうことが目標です。3番手、4番手捕手を目指して頑張ります。

◯佐藤勇 600万円
「1軍の舞台に立たせてもらい、自分の足りないもが見えました。5回以上を投げる体力と、コントロール、直球のスピード、変化球を1つでも多くレベルアップしないといけないと感じています。来季は5年目になります。『やらなければいけない』との危機感もありますし、(菊池)雄星さんを超えれるような投手になりたい。10勝目指して頑張ります」

(いずれも、金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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