巨人、元楽天マギーとの契約合意を正式発表 一塁&三塁の定位置争い激化へ

米メディアも続々レポート、年俸は最大3億超&契約延長オプション付きか

 巨人は4日、前タイガースのケーシー・マギー内野手と来季の選手契約について基本合意したと発表した。

 34歳の内野手は、2013年に楽天でプレー。打率.292、28本塁打、93打点の好成績で球団史上初の日本一に貢献した。今季はタイガースにマイナー契約で加入し、シーズン中にメジャー昇格を果たしたものの、30試合出場で打率.228。傘下3Aでは116試合に出場し、打率.317、6本塁打、50打点の成績だった。

 米FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者は、自身のツイッターで「フリーエージェントのケーシー・マギー内野手が、日本の読売ジャイアンツとの契約に合意した。球団オプションが含まれる1年契約」とレポート。2018年は巨人が選択権を持つ契約延長オプションが付いていることを伝えていた。

 また、米新興スポーツメディア「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者は、契約の詳細について「ケーシー・マギーの読売ジャイアンツとの契約は200万ドル(約2億2700万円)以上で、100万ドル(約1億1350万円)のインセンティブ(出来高)が付いている」とツイート。出来高を全てクリアすれば、3億4000万円程度の年俸になる可能性があるとしている。

 マギーが本職とする三塁、一塁には、村田、阿部と両ベテランが君臨。三塁は若手の岡本がレギュラー獲りを狙っており、一塁は来季2年目となるギャレットが回る可能性もある。激しいレギュラー争いにも注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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