日ハム大谷、5日に契約更改交渉 比較対象なく、予想困難な“適正年俸”
投手の成績ダウンを打者で補う形に、“ダルビッシュ&中田超え”は?
今季、投手では7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手マメをつぶした影響で約2か月先発機会がなかったこともあって成績ダウン。一方、打撃では自己最多の22本塁打、104安打を放つなど軒並みキャリアハイの好成績を残した。投手での成績ダウンを打撃でどれだけカバー出来るかが、大幅アップの鍵を握ることとなりそうだ。
ダルビッシュの高卒5年目(2009年)の年俸は2億7000万円。4年目の08年は25試合登板、16勝4敗、10完投、勝率.800、防御率1.88と圧倒的な成績を残し、08年の年俸2億円から7000万円アップを勝ち取っている。投打合わせての成績で、この評価を超えられるだろうか。過去に比較対象がないだけに、予想は困難だ。
大谷は投打の二刀流プレーヤー。ダルビッシュとは単純比較できないとはいえ、先輩右腕を超える高額年俸を勝ち取り、さらにチーム最高年俸の中田翔を上回ることが出来るのか。2016年のプロ野球界を沸かせ続けた22歳の交渉の行方に注目したい。(金額は推定)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count