若虎が大幅増の中…鳥谷は最高年俸も定位置争い、西岡は3年で半額以下に…

福留は年俸アップで更改、超変革の申し子たちは大幅増

 主力、ベテラン勢で年俸がアップしたのは福留孝介外野手。3000万円増の2億3000万円で更改。今季は日米通算2000安打を達成し、2度目となるサイクルヒットも記録するなど大活躍。主に4番を務めて131試合に出場し、打率.311、11本塁打、59打点の成績を残した。来季は鳥谷から主将を引き継ぐ。生え抜き選手以外では球団初となり、40歳を迎える最年長キャプテンの誕生。中堅・糸井、右翼・福留の右中間コンビで甲子園を沸かせるはずだ。

 超変革の申し子となった4選手は大幅アップを勝ち取った。自身初の2桁10勝をマークした岩貞祐太投手は2400万円増の4000万円、今季、プロ初安打を記録して鳥谷から遊撃のポジションを奪った北條史也内野手は1470万円増の2200万円、球団の新人安打記録を更新し新人王を獲得したドラフト1位ルーキーの高山俊外野手は2500万円増の4000万円、育成の星・原口文仁捕手は1720万円増の2200万円で更改した。

 金本政権1年目は若手の活躍が目立っただけに、来季はベテラン勢の巻き返しに期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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