日ハムの守護神争いがさらに激化へ “道産子右腕”も名乗りで候補は4人に
600万円増でサインの鍵谷も“立候補”、「僕も負けないように頑張ります」
日本ハムの鍵谷陽平投手が5日、来季からの守護神奪取への意気込みを明かした。
札幌市内の球団事務所で今季年俸2200万円から600万円アップの2800万円でサイン。チームの今オフ契約更改後の会見では増井浩俊、谷元圭介の両ベテランが抑え転向への意欲を燃やす中、5年目右腕も名乗りを挙げた。
「出来るだけ後ろで勝ち試合で投げていきたいなと思いますし、言わなくても目指すところがある。増井さんも谷元さんも(抑えを)やりたい、と言っている。僕も負けないように頑張ります」
今季は48試合登板、5勝3敗3セーブ3ホールド、防御率4.23をマーク。登板数、セーブ数は自己最多で、勝ち星も昨年に並ぶ自己ベストだった。今季途中に中継ぎから抑えに転向したマーティンをはじめ、増井、谷元には実績では負けているが、最速153キロの直球には力があり、今季は44回2/3で38奪三振。奪三振率7.66はマーティン(10.13)には及ばないものの、増井(7.89)、谷元(7.87)と遜色はない。