持ち味の長打力で新人王獲り視野 阪神ドラ1大山は高山に続けるか

指揮官も期待、大きな選手に―

 阪神の入団会見が5日、大阪市内のホテルで行われ、真新しいユニホームに袖を通した8選手がお披露目された。注目を浴びたのはドラフト1位・大山悠輔内野手。大学日本大表の4番を務めた長距離砲は「持ち味はバッティング。長打力をアピールできれば」と意気込みを口にした。

 期待は膨らむばかり。昨年のドラフト1位・高山俊はルーキーイヤーの今季134試合の出場し打率.275、8本塁打、65打点。136安打は球団新人安打記録を更新し、新人王を獲得した。2年連続で大学生野手を1位指名したこともあり「自分も続けるように。新人王を獲れるように頑張ります」と頼もしい一言で会場を沸かした。

 高校、大学と甲子園には縁がなかったが、プロでは憧れ続けた聖地がホーム球場になる。縦じまのユニホームを身にまとい、自慢のバットで本塁打を量産するイメージを膨らませ「あの大観衆の中でプレーできることは嬉しいこと。早く(1軍で)試合ができるように頑張りたい」と力を込めた。

 金本政権1年目の今季は超変革をスローガンに若手を積極的に起用。新に加わったルーキーたちに指揮官は「投手ならエース、抑え。野手では1、2番やクリーンアップを張れるような大きな選手になってほしい」と期待を込めた。

 以下が2017年度・阪神の新人8選手。

ドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)背番号3
同2位・小野泰己投手(富士大)背番号28
同3位・才木浩人投手(須磨翔風高)背番号35
同4位・浜地真澄投手(福岡大大濠高)背番号36
同5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)背番号33
同6位・福永春吾投手(徳島インディゴソックス)背番号40
同7位・長坂拳弥捕手(東北福祉大)背番号39
同8位・藤谷洸介投手(パナソニック)背番号45

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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