西武・高橋光、プロ2年目で「改めて強く」感じたこと 3年目へ見据える投手像
3年目は“貯金作れる投手”に
昨季ルーキーながら5勝を挙げた高橋光成投手が5日、500万円増の2300万円で契約を更改した。今季は4勝11敗と大きく負け越した中でのアップ提示に「1年間1軍で投げ続けたことを評価していただきました」と、感謝した。
シーズン序盤は自身3連勝を挙げるなど好調で、5月26日楽天戦では2シーズン連続の完封勝利も記録した。だが、6月8日巨人戦から8月7日楽天戦まで8連敗と、夏以降精彩を欠き、9月には3試合、中継ぎへの配置転換も経験した。
「中継ぎの方は、毎日ブルペンに入っていて、いつ投げるかわからない状態で、休めてはいないんだなと実感しました。僕は、先発投手としてずっとやっていきたいので、週に1回しか投げない先発として、できるだけ長いイニングを投げないといけないんだなと、改めて強く思いました」
今季は5、6回など、後半に点を取られることが多かっただけに、中継ぎ陣への負担を少しでも減らせるよう、「オフは、体作りと、力まず、投げるときだけ力が入るフォームをしっかりと安定できればと思っています」。
楽天へFA移籍したエース岸孝之の穴を埋めるためにも、「勝ち星が多く、負けが少ないのが、チームへの一番の貢献だと思います」。貯金の作れる投手を目指す。(※金額は推定)
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count