イチロー同僚の有望外野手もWBC出場へ 米国代表も強力メンバーが続々集結
マーリンズのイエリッチが米国代表に参加へ
マーリンズのクリスチャン・イエリッチ外野手が来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表で出場する見通しであることを米メディアが伝えた。
地元紙「サン・センチネル」電子版によると同紙に対してイエリッチ本人と米国代表のジョー・トーリGMが米国代表として出場する方向であることを認めたという。来春のWBCではマーリンズが本拠地とするマーリンズ・パークも舞台となるため、同紙は「少なくとも一人の選手は心が休まるだろう」とレポートしている。
イエリッチはイチロー外野手ともチームメイトで、メジャーでも高く評価される外野陣の一角を担う存在。今季は打率.298、21本塁打、98打点とキャリア最高の成績を収めた。
同紙は現時点で、米国代表として出場が確定している選手として、クリス・アーチャー(レイズ)、ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、アダム・ジョーンズ(オリオールズ)、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、マックス・シャーザー(ナショナルズ)、マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)らの名前を挙げている。
記事の中でトーリ氏は「私が接触した選手たちの反応は非常にポジティブだ」、「優勝したら、選手たちが国旗を肩にかけ握手を交わすんだ。鳥肌が立つね」と語っている。
米国代表も初優勝に向けて強力なメンバーが続々と集結。ベネズエラ、ドミニカ共和国などの国々も最強の布陣を揃えつつあり、侍ジャパンにとっても難敵となりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count