左肩手術のSB髙田が400万円ダウンでサイン「来年、悔しさをぶつけたい」
9月に手術、復帰まで6か月「キャンプには全力で走れるように」
6日、ソフトバンクの髙田知季が契約更改をし、400万円ダウンの推定年俸2,000万円でサインした。
髙田は今季36試合に出場したが、左肩を痛めて7月6日に登録抹消。9月29日に肩関節鏡視下バンカートの手術を受け、復帰まで6か月という診断が出されていた。
「(シーズンの)最初にチャンスをいただいたのに結果を出せず、後半はケガでチームの力になれなかった。来年はこの悔しさをぶつけたい」
1月も筑後でリハビリに努めるが、2月のキャンプでも「全力でプレーできるか微妙なところ」だと言う。
「焦りはあるが、しっかり治しておかないと。再発する方が良くないと思うので、時間がかかっても治すことを優先した方がいいのかなと思う。可動域が固まっている状態なので、家でも可動域を伸ばすストレッチはやっている。まだ(腕が振れず)全力で走れない状態だが、キャンプでは全力で走れる状態までにはしたい」
ベテランから若手まで、内野手も競争が激しいだけに気持ちが焦るのは当然だろう。ただ、来季少し出遅れても挽回するチャンスはある。髙田らしいハツラツとしたプレーを取り戻すまで、しっかりとリハビリに励んでほしい。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura