Rソックス、上原浩治との再契約へ「ドアは閉じていない」 米記者が伝える

強化責任者が示唆、セットアッパー補強の理想は「クローザー経験者」

 今オフにフリーエージェント(FA)となった上原浩治投手とレッドソックスの再契約について、「ドアは閉じていない」と米メディアが伝えている。

 上原は今季限りで2年契約が満了し、4シーズンを過ごしたレッドソックスからFAとなった。来年4月に42歳となる右腕だが、複数のMLB球団が獲得へ向けてリストアップしていると報じられている。

 レッズとナショナルズでGMを務めた経験のあるジム・ボウデン氏は以前、ESPNの記事で移籍先候補としてインディアンス、レイズ、ダイヤモンドバックス、ブレーブス、ロッキーズ、マーリンズ、メッツの7球団を列挙。レッドソックスは含まれていなかった。

 しかし、ESPNのスコット・ラウバー記者は、ツイッターで「セットアッパーの補強について、デイブ・ドンブロウスキによると、レッドソックスはコウジ・ウエハラやブラッド・ジーグラーに対して“ドアを閉じていない“。理想としては、クローザー経験者やクローザーに近い能力を持つセットアッパーを求めている」と投稿した。レッドソックスの強化責任者を務めるデイブ・ドンブロウスキ氏は、ともにレッドソックスからFAとなった上原とジーグラーとの再契約も視野に入れているという。

 絶対的なクローザーとして2013年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献し、ボストンで絶大な人気を誇る上原。レッドソックスで5年目のシーズンを迎える可能性はあるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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