マギー加入で争い激化 巨人“栄光のホットコーナー”を守るのは誰だ
3年目岡本の躍進&一塁争いにも注目
出塁率.376と選球眼も優れており、同年はパ・リーグ三塁手部門のベストナインを獲得。米国に戻り、マーリンズに所属した14年には160試合で打率.287を残し、カムバック賞を受賞。今季はタイガースで30試合と出場機会に恵まれなかったが、今季リーグ4位の519得点に終わった巨人打線の強化には適した人材だ。
来季3年目となる岡本も忘れてはいけない。今季は1軍10打数1安打と結果を出せず。村田との三塁手争いに敗れたものの、イースタン・リーグでは18本塁打、74打点はリーグトップを記録した。現在は10月下旬からプエルトリコでのウィンターリーグに参戦中。打撃の確実性を上げ、チーム屈指の長打力を発揮できれば、この2人と十分勝負出来る存在だ。
一塁には大黒柱の阿部慎之助がいる。今季は91試合出場で打率.310、12本塁打、52打点。得点圏打率.320と勝負強さは健在だ。村田、マギーは一塁を守ることが出来るが、一塁も激しいレギュラー争いとなりそうだ。
来季の開幕戦は3月31日の中日戦(東京ドーム)。誰が春季キャンプ中の紅白戦、オープン戦で結果を残し、“栄光のホットコーナー”を守るのか注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count