元阪神・呉昇桓はMLBトップクラスのリリーバー!? 年俸18億円の価値か

呉昇桓は「メランソンが獲得したような契約も正当」

 記事では、「(メランソンやチャップマンの契約を見ると)、今、呉と契約延長を交渉したり、2017年シーズン後に彼を引き戻そうとした際に、モゼリアックは困ることだろう」と指摘。インディアンスのワールドシリーズ進出に大きく貢献した左腕アンドリュー・ミラーのポストシーズンでの活躍で「シャットダウン・リリーバーの価値は史上最高となっている」とした上で、以下のように分析している。

「純粋にミラーのボールと比較すると支配の程度は一段劣るが、呉は確かにかつての韓国や現在のMLBで実績を残しており、メランソンが獲得したような契約にも正当だ」

 31歳のメランソンと違い、34歳の呉昇桓に4年契約は難しいかもしれないが、1年1550万ドル(約18億円)の価値は十分にあると絶賛している。

「球団は金をうなるほど持っていて、使う必要があるなどとカージナルスファンが憤る中、呉やカルロス・マルティネス、ステファン・ピスコッティ、近いうちにアレックス・レイエスへも大幅アップが必要なことは織り込み済みだと留意しよう」

 記事では、他の選手の名前も挙げつつ、呉昇桓が来季終了後にFAとなれば、再契約には大金が必要だと指摘。カージナルスとしては手放したくない戦力だけに、1年後にどのような動きを見せるのか、注目が集まるところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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