元燕オンドルセクとオリオールズの再契約に地元メディア「奇妙に映る」

出来高&来季オプションも設定、オリオールズ監督は柔軟な起用が可能

 記事では契約内容の詳細も紹介しており、来季は20、30、40、50、60登板ごと10万ドル(約1150万ドル)の出来高、さらに2018年に関して年俸150万ドル(約1億7000万円)の契約オプションを設定。また、デュケットGMは「ローガンはブルペンでベテランとしての存在感を発揮してくれるし、ゴロを打たせる能力は投手陣にとって手本となるものだ」と評しているという。

 一方、記事では「大きなリスクが存在しない」契約内容でもあることに言及。来季、同選手に関してはウェイバーを経ずにマイナー降格が可能とされ、バック・ショーウォルター監督は柔軟に起用していくことができるという。これを受け、コノリー記者は「もし彼のシンカーが本調子となれば、オリオールズは向こう2シーズン彼を起用することができる。もしそうでなければ、彼は解雇されるだろう、例えば3月とかに」とレポートしている。

 NPB通算で102登板で8勝3敗、35ホールド、11セーブ、防御率2.17と好成績を収めながら、後味の悪い退団となった31歳右腕。果たして右腕は新たに得たチャンスを生かし、来季メジャーでシーズンを通して活躍することができるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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