SB長谷川は現状維持 成績「納得できない」、来季「一番打った人になりたい」
選手のまとめ役として反省も、「もっと腹を割って話す機会を」
14日、ソフトバンクの契約更改で、長谷川勇也が現状維持の推定年俸2億円でサインした。交渉の場では金額の話よりも、選手会長として球団側への要望などを話し合ったという。
長谷川は、万全とはいえない右足を抱えながらも122試合に出場。打率.271、3年ぶりの2桁となる10本塁打、51打点、2盗塁を記録した。また、今季から選手会長に就任し、熊本・大分の震災復興支援活動についてなど、選手の代表として球団との話し合いに積極的に取り組んだ。
「球団とは選手から出ている要望の確認などを行った。オフのヤフオクドームでの練習場所の確保は多くの選手が抱えている問題。すぐにとはいかないが、今後もしっかり話し合っていきたい」
また、選手のまとめ役として反省していることもあると長谷川は語る。
「夏場以降チームの歯車が合わず、もっとコミュニケーションを取りながら、選手同士で向き合う時間を作れば良かったなと少し後悔している。来季は場所に関係なく、腹を割って話をする機会を増やせればと思う」
さらに「まだ個人としての要望」として、12月にもっと社会貢献活動や野球普及活動を行えるよう球団に話をしたともいう。
「先日施設を訪問した和田さんのように、そういう思いをもった選手は多い。12月は球団の拘束期間ではないが、選手会として協力するという旨の話をした。選手会でも力を合わせていきたい」