ドジャース前田のパーフェクト変装が米でも話題に「完璧に役になりきった」
テレビ番組の企画で杖をついた老人に変装してサプライズ
先日テレビ番組の企画で「マエケンじいちゃん」に変装し、子供ファンにドッキリを仕掛けたドジャースの前田健太投手。その見事な変装ぶりが、アメリカでも話題になっている。MLB公式動画サイト「Cut4」が取り上げている。
野球少年は誰もが憧れの選手を持つもの。イチロー、大谷翔平など国内外のスーパースターの名前が挙がるが、前田もその1人だ。メジャー移籍1年目だった今季は、当初肩肘の健康が懸念されながらも、チームで唯一開幕から先発ローテを守り抜き、16勝11敗、防御率3.48の堂々たる成績を残した。現在、日本に帰国中の前田が一役買ったのは、ファンの少年に仕掛けるドッキリ企画。杖をついた“マエケンじいちゃん”が少年野球のグラウンドに現れ、ファンの少年を三振に斬った後で正体を明かして驚かせる、というものだった。
作戦は見事成功。ファンの少年や仲間たちは、かけがえのない驚きの表情と笑顔で前田の登場を喜んだが、その変装があまりに完璧すぎ、保護者すらも気が付かなかったほどだ。記事では「前田完璧に役になりきった。曲がった腰で白髪のカツラをかぶり、非常にリアリスティックなフェースマスクで変装した」と紹介。正体を明かした時の周囲の反応を「大喜びだった」と伝えている。
前田も自らのインスタグラムに変装後の写真を投稿。「マエケンじぃちゃん。これは僕です。ドッキリ成功しました!見てくれたみなさんありがとうございました!」と、ドッキリが大成功した様子を伝えている。
様々な形で行われるオフならではのファンとの触れあい。「マエケンじいちゃん」に三振を取られた野球少年の心にも、忘れられない思い出が刻まれただろう。