8球団から18選手がWBC代表入り…1人も選ばれなかった“指名漏れ”球団は?
10年ぶり日本一の日本ハムから5選手、25年ぶりセ覇者の広島からは2選手
日本野球機構(NPB)は20日、来年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の一部メンバーを発表し、投打で期待される日本ハムの大谷翔平投手ら18人が前倒しで代表入りした。
10年ぶりに日本一に輝いた日本ハムから大谷をはじめ、宮西尚生、増井浩俊の3投手、大野奨太捕手、中田翔内野手の大量5選手が選ばれ、セ・リーグ制覇した広島からは菊池涼介内野手、鈴木誠也外野手が選ばれた。
セ・リーグでは巨人からは菅野智之投手と坂本勇人内野手、ヤクルトからは秋吉亮投手と山田哲人内野手と2人ずつ選出。パ・リーグではソフトバンクから松田宣浩内野手と内川聖一外野手、西武から牧田和久投手と秋山翔吾外野手、楽天から則本昴大投手と嶋基宏捕手、とそれぞれ2人選出された。DeNAからは筒香嘉智外野手が選ばれた。
一方で、所属チームから1人も選ばれない“指名漏れ”は阪神、中日、ロッテ、オリックスの4球団あった。11月の侍ジャパン強化試合(メキシコ、オランダ戦)では、パ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得したロッテ・石川歩投手、阪神・藤浪晋太郎投手、中日・岡田俊哉投手が代表入りへアピールしていたが、今回の一部メンバーでは発表されなかった。
最終メンバー28人の登録期限は来年2月6日。残り10人の中にメジャーリーガーが何人選出されるかにも注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count