新労使協定で大谷の争奪戦はさらに激化? 実力は「この世のものではない」
新労使協定では契約金制限、「球界で最もエキサイティングな選手の獲得に成功するかも」
投打のスーパースターと比較された大谷だが、記事ではさらに「この数字ではオオタニの素晴らしさの半分も表現できない。見ればわかるが、ショウヘイ・オオタニはこの世のものではない。彼は東京ドームの屋根を超える打球を打つのだ」とし、侍ジャパンの一員として11月13日の強化試合オランダ戦で放った衝撃の一打を動画付きで紹介している。
通常、大谷クラスの実力者なら膨大な契約金が必要となるが、資金面で大都市のクラブと渡り合うことが難しいロッキーズにもチャンスはあると「SBネーション」では指摘。今月5日に承認された新労使協定では、海外の若手選手補強に関する新ルールが設定されたからだ。
新労使協定では、25歳未満の外国人選手の場合に契約金は制限され、1年目はマイナー契約に限られるとも報じられている。その場合、年俸も極端に制限されるが、ロッキーズのような球団にとってはチャンスになる。特集は「球界でも最もエキサイティングな選手の獲得に成功するかもしれない。クアーズ・フィールドでどこまで打球が飛ぶか想像することは禁じられていないのだ」と締めくくっている。
標高1600メートルの高地にあるため打球が飛びやすく、“打者天国”とも呼ばれる本拠地で大谷が二刀流を許されれば、当然投手としては厳しさもあるが、打者としては魅力的。スラッガー大谷がどこまで打球を飛ばすのか。地元メディアもその日を心待ちにしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count