WBC侍メンバー招集の青木宣親、決断の理由語る「出ますと言おうと決めていた」

他の日本人メジャーリーガーの出場も「願っている」

 自身、2006、09年のWBCに日本代表として出場し、連覇に大きく貢献しており、メジャーでの経験を含めて大きな期待を寄せられている。そんな青木は「メジャーリーガー、 もちろん他の選手も出てくれることを願っている」と他の日本人メジャーリーガーの出場も呼びかけた。

 メジャー5シーズンで通算649試合に出場、打率.286、28本塁打、184打点、88盗塁の成績を残した青木は今オフ、マリナーズからフリーエージェント(FA)となりアストロズの入団が決定。移籍のタイミングでのWBC出場は新天地でのアピールや早期の順応に影響を及ぼす可能性もあるが、34歳は侍ジャパンのWBC制覇に力を注ぐ決断を下した。

 そんなベテランの決断に、小久保裕紀監督も「日本の野球界のために力になれるのであれば喜んで出場しますと言ってくれた青木選手の想いを大変嬉しく、心強く感じています。WBC優勝経験もあり、5年間MLBで活躍している青木選手はチームにとって大きな力になることは間違いありません。中心選手として世界一奪還へチームを導いてほしいと期待しています」とのコメントを寄せた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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