新「定番ソング」現れるか 来年センバツでアルプスを賑わせる応援テーマは?
甲子園を盛り上げる応援ソング、来年も“新曲”出てくるか
今年もたくさんのドラマが生まれた春、夏の甲子園大会。戦いを演出する上で欠かせないのがアルプススタンドの応援である。時には奏でるメロディーがチームの背中を押すこともあれば、相手に脅威を与えることもある。学校によってはオリジナルの楽曲があったり、この曲を流すといい流れが来るなどといった言い伝えやジングスまである。大会を楽しむひとつの見どころ、聞きどころだ。
春夏通じて、各校の定番ソングになっている楽曲は多数。例えば、X JAPANの「紅」。BRAHMANの「SEE OFF」、ピンクレディーの「サウスポー」、Queenの「We Will Rock You」、「ルパン三世のテーマ」、「アフリカン・シンフォニー」、光GENJIの「パラダイス銀河」、山本リンダの「狙い打ち」、真心ブラザーズの「どかーん」など、野球ファンでなくとも聞き覚えはあるだろう。
来年3月末に始まるセンバツに向けて、野球部だけでなく、ブラスバンド部の練習にも熱が入る。特に春の大会ではこれまでとは聞き慣れないメロディーが流れることはよくある。前年に流行した音楽を取り入れたり、使ったことがない音楽を演奏してみたりと、新しい発見がある。
2016年のセンバツではお笑い芸人・クマムシのネタからCD化もされた「あったかいんだからぁ」やRADIO FISHの「PERFECT HUMAN」、映画「アナと雪の女王」から「Let It Go」など世間で話題になった音楽を早速取り入れて、スタンドを盛り上げた学校もある。