凄まじい成長曲線で17年ブレイクの予感 阪神遊撃手・植田海は何がスゴイ?
オフ見せた凄まじい成長曲線
この後の成長曲線が凄まじかった。宮崎フェニックスリーグでは「2番・遊撃」で固定されると、メキシコで行われたU-23ワールドカップでは6盗塁で盗塁王を獲得。遊撃には今年ブレイクした北條、復活を目指す鳥谷といった大きな壁が立ちはだかる。
1軍に生き残るためには代走、守備要員が一番の近道。だが、植田にはその考えはない。
「やっぱりスタメンで試合に出たい。そのためにバッティングが一番重要になると思う」
目指す場所はあくまでレギュラー。掛布2軍監督も「海(植田)は野球が広く見え出している」と評価している。オフも休まず体を動かし、課題の打撃力アップに取り組んでいる背番号62。来季プロ3年目を迎える若虎が、金本政権2年目での大ブレイクを狙う。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count