ロッテ戦力外の青松が引退決断 「本当にありがとうございました」
30歳内野手が引退報告
今オフ、ロッテを戦力外となった青松敬鎔内野手が22日、現役引退を表明した。自身のブログで「この度現役を引退する事に致しました」と報告した。
2004年のドラフト7位でロッテに入団。06年に1軍デビューを果たしたが、その後は1軍の出場から遠ざかり、15年の13試合の出場がキャリア最多だった。今季は1軍での出番がなく、戦力外通告後は12球団合同トライアウトも受験していた。プロ通算12年間で26試合に出場し、打率.214、1本塁打、5打点だった。
引退を決断した30歳は「12年間、ロッテグループ、千葉ロッテマリーンズ球団関係者の皆様、そしてチームの力になれないどうしようもない自分を応援していただいたロッテファンの皆様、青松ファンの皆様本当にありがとうございました!」と綴り、母や妻への感謝の気持ちも綴った。
また引退後の就職先が決まっていることも報告し、「社会人として、プロ野球界にいた人間としてプロ野球選手は社会では通用しないなと言われないように、プロ野球出身者だからこそ次世代のプロ野球出身者のセカンドキャリアに良い影響がでるように頑張りたいと思います」と第2の人生に意欲を見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count