最大2億円増、減俸は1人のみ…投打個人タイトル獲得19人の来季年俸は?
個人タイトル獲得選手で減俸は柳田のみ
タイトルを獲得した外国人選手も契約を更新しており、セの最優秀中継ぎ(49ホールドポイント)に輝いたスコット・マシソン投手は今季の150万ドルから250万ドル(約2億8500万円)と条件を上げ、1年契約を締結。パ・リーグの最多本塁打(39本)に輝いたブランドン・レアード内野手(日本ハム)も契約を更新しており、今季年俸1億円から2年6億円で合意した。
一方、パで最多勝利(15勝)、最高勝率(.750)の2冠となった和田毅投手(ソフトバンク)は複数年契約のため現状維持の4億円で更改。最多セーブ(43)のデニス・サファテ投手(ソフトバンク)も複数年で現状維持の5億円となっている。
大半の選手が大幅アップ査定となる中で、投打の個人タイトルホルダー19選手のうち唯一ダウンとなったのが柳田悠岐外野手(ソフトバンク)だった。今季120試合に出場し、打率.306、18本塁打、73打点、23盗塁をマーク。2年連続で最高出塁率(.446)を記録した。たが、首位打者に加え、トリプルスリーも達成した昨季からは成績を落とす形となり、1000万円ダウンの2億6000万円で更改となった。
ちなみに規定には届かなかったが、投打で際立った活躍を見せ、パのWベストナイン、MVPに輝いた大谷翔平投手(日本ハム)は7000万円増の2億7000万円で更改。セのMVPに輝いた新井貴浩内野手(広島)は5000万円増の1億1000万円プラス出来高払いでサインし、3年ぶりの大台突破となっている。